投資としての優待銘柄
今日は、投資としての優待銘柄について、個人的な意見を紹介します。
結論から言いますと、優待銘柄は他の投資と比較して資金効率が悪いです。でも、楽しいので、そこそこの銘柄を保有しています。
なお、優待を出す余力があるのなら配当で還元したほうがマシ、 との意見もあります。
また、近年 日銀が馬鹿みたいにETFを購入しているので、日本株市場が大きく歪んでいることもあり、日本株に投資するリスクも高まっています。
いろいろなご意見があると思いますが、独断と偏見で優待銘柄の良いところと悪いところを具体的に挙げていきます。
【良いところ】
・少額から投資できる
3万から5万で優待を貰える銘柄が買えるので、株を買える環境を整える面において良い動機付けとなるのでしょうか。
・優待がもらえる。
そのままの意味です。友達の少ないおっちゃんにも年末にお届け物が来ます。いつも、ありがとう!
・株価が下がりそうな会社がわかるかも?
優待が変化することで、素人にもなんとなく会社の状況がわかることがあります。最近では、優待の改悪と新設は売りの認識です。なんとなくね。
・大暴落時にも比較的下げが緩やか
優待銘柄には、一定のガチホールド勢が居るので、暴落時にもそこそこ耐えてくれる。はず…
【悪いところ】
・資金効率が悪い
現物を保有することで資金が拘束されます。タダで優待取る方法を紹介しているものもありますが、お勧めしないです。理由は、投資じゃないから…かな?
優待のタダ取りをやることで、誰が利益をあげるのかを考えると、自ずと答えがでるかと。
・含み損が生じるおそれがある。
例えば、KDDIは、3000円相当のカタログギフトがもらえますが、現在 含み損が5万くらいあります。もう、普通に買った方がいいじゃね?って思います。(涙目)
・優待の分だけ配当が減る
普通に配当だけを出す方が企業からみて安上がり。よって、優待分を配当にした方が利益還元率が高くなるかも知れません。自社製品なら宣伝等の意味合いもあるかも。
配当だけ考えるならREIT買った方がいいかも、知らんけど。
・郵便物が届きまくる。
エコじゃないのぉ、エコじゃ。捨てるのも一苦労です。
・優待の改悪や廃止がある
業績の悪化によって手がつけられる可能性が大きいのではないかと思います。私の場合、改悪や廃止があったら売り一択です。素人なもので逃げます。ある意味、傷が浅いうちに逃げることができるサインとも考えられます。
以上です。他にも、いいところ悪いところなど有るとは思います。無くなってもいいお金で資本主義経済のパワーを感じるのも悪くはないのでしょうか。
このブログは、特定の銘柄への投資を勧めたり抑制したりするものではありません。
投資は、自己責任です。リスクとリターンを認識して、たのしく資産を築いていきましょう。